原題 : SEVEN PSYCHOPATHS
2012年イギリス
監督 : マーティン・マクドナー
出演 : コリン・ファレル / サム・ロックウェル / ウディ・ハレルソン / クリストファー・ウォーケン / オルガ・キュリレンコ


「サイコパス」とは反社会性パーソナリティ障害、端的に言うと精神異常ということらしいのですが、よくアメリカなどで「サイコ」(イカれた人)と呼ばれるモラルが欠如した冷酷な異常人格者のようです。


意味はさておき、この映画を観たのは、コリン・ファレルが出演しているから、に他なりません。主演が彼でなかったら観ていなかったかもしれません。
一応、クライムコメディということのようですが、正直言うとB級感は否めません。
そこまでつまらなくはないストーリーですが、ユーモアとバイオレンスのバランス感も微妙で、クリストファー・ウォーケン、サム・ロックウェル、ウディ・ハレルソンなどの結構豪華な共演陣のバラエティー色に依存しているような気もします。

おそらく一般受けはしないと思われますので、映画好きの方が押さえておく的な作品かもしれません。


オフィシャルサイト
http://7-psychopaths.jp/
ぴあ映画生活
http://cinema.pia.co.jp/title/161964/
映画.com
http://eiga.com/movie/77671/
Movie Walker
http://movie.walkerplus.com/mv53652/
Yahoo!映画
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id346269/


コリン・ファレルといえば、「フォーン・ブース」で演技力を認められ、ハリウッドのトップスターの仲間入りを果たしました。
甘いマスクで女性の人気も高そうですが、恋愛コメディよりはクールな役が似合っていると思います。
S.W.A.T. (2003)
 米国警察特殊部隊のS.W.A.T.の活躍を描いたアクション作品。サミュエル・L・ジャクソンや"ワイルド・スピード"シリーズのミシェル・ロドリゲス、ジェレミー・レナーなど共演陣も豪華です。ストイックなコリン・ファレルがカッコいいです。
リクルート (2003)
 アル・パチーノと共演。CIAスパイ養成のサスペンス。アル・パチーノの存在感もさすがですが、堂々と渡り合っていたと思います。二転三転するストーリーも◎。
マイアミ・バイス (2006)
 ドン・ジョンソン主演の80年代伝説のTVシリーズ待望の映画化。TVシリーズのイメージを損なうことなく現代にアレンジ。とにかくスタイリッシュなクライムサスペンスですが、コリン・ファレルのカッコよさが際立っています。
トータル・リコール (2012)
 アーノルド・シュワルツェネッガー主演作品のリメイク。シュワちゃんの超肉体とはまた違った良さがあります。展開としてはオリジナルの方がビックリしたかもしれません。