映画レビューブログ

映画好きの筆者が主に映画館で観た作品をレビューしています。

映画「アメリカン・ハッスル」3

原題 : AMERICAN HUSTLE
2013年 アメリカ
監督 : デヴィッド・O・ラッセル
出演 : クリスチャン・ベイル / ブラッドリー・クーパー / ジェレミー・レナー / エイミー・アダムス / ジェニファー・ローレンス


実際にあった政治スキャンダルを描いたコメディタッチのドラマです。
FBI捜査官に詐欺師が協力して大物政治家の不正を暴く、というストーリーはとても興味深く、今最も旬な豪華出演陣も生き生きとしています。


スリリングかつコミカルな要素もあり、秀逸な作品なのは間違いないですが、期待感が高かっただけに、作品のエンターテインメント性がもう少しあってもよかったかなと思います。


とはいえ、これだけの実力派スターが演じるクセのある登場人物を、作品として見事にまとめているのは監督デヴィッド・O・ラッセルの手腕と言えるでしょう。


ちなみに、1シーンだけロバート・デ・ニーロが出ていますが、ノークレジットです。
たった1シーンでもその存在感には脱帽。




オフィシャルサイト
http://american-hustle.jp/
ぴあ映画生活
http://cinema.pia.co.jp/title/162840/
映画.com
http://eiga.com/movie/79025/
Movie Walker
http://movie.walkerplus.com/mv53896/
Yahoo!映画
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id346643/


~[映画に歴史あり]的ポイント~
監督のデヴィッド・O・ラッセルは「世界にひとつのプレイブック」(2012)で一躍脚光を浴びましたが、それ以前にも「ザ・ファイター」(2010)、「スリー・キングス」(1999)など、秀逸な作品を手掛けています。
世界にひとつのプレイブック (2012)
 ブラッドリー・クーパー、ジェニファー・ローレンスのコンビによる恋愛コメディ。この作品の熱演でジェニファー・ローレンスはアカデミー賞主演女優賞を受賞。
ザ・ファイター (2010)
 マーク・ウォールバーグ主演。実在のボクサーの波瀾の人生を描いたドラマ。役作りに徹し、共演のクリスチャン・ベイルは激ヤセ。
スリー・キングス (1999)
 湾岸戦争終結直後を舞台に、フセインが隠した財宝を奪う作戦を描いた異色の作品。ジョージ・クルーニー、マーク・ウォールバーグが出演。




映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」4

原題 : THE WOLF OF WALL STREET
2013年 アメリカ
監督 : マーティン・スコセッシ
出演 : レオナルド・ディカプリオ / ジョナ・ヒル / マシュー・マコノヒー / ジョン・ファヴロー / カイル・チャンドラー


巨匠マーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオのコンビによる、実在の株式ブローカーの破天荒な人生を描いたドラマ。
期待を裏切らない、素晴らしい作品と言えるでしょう。


実在の人物ジョーダン・ベルフォートの半生を描いたとはいえ、やはり監督の手腕がいかんなく発揮されています。
主人公がウォール街で成り上がり、過剰なまでのお金への欲望と執着が滑稽とも思えるほどに描かれていますが、ふとアメリカ社会の問題を考えさせられる気分にもなるところが、監督の骨太なメッセージが込められていると感じます。


また、主人公のエネルギーを余すところなく演じたディカプリオの演技もものすごくパワフルで、スコセッシ監督との5作目のコンビならではの最高のクオリティに仕上がっています。
まさに全力投球、この作品の後にディカプリオが少し俳優業をお休みすると言ったのもうなずけます。


上映時間は約3時間と長いですが、その長さを感じさせずストーリーに引き込まれる説得力があります。



オフィシャルサイト
http://www.wolfofwallstreet.jp/
ぴあ映画生活
http://cinema.pia.co.jp/title/163062/
映画.com
http://eiga.com/movie/78790/
Movie Walker
http://movie.walkerplus.com/mv53521/
Yahoo!映画
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id346630/


~[映画に歴史あり]的ポイント~
マーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオ主演のコンビは5作目となりますが、ますます磨きがかかってきています。
今までの作品も、どれも大変クオリティの高い作品ばかりです。
ギャング・オブ・ニューヨーク (2001)
アビエイター (2004)
ディパーテッド (2006)
シャッターアイランド (2009)


本作でディカプリオの相棒役と務めたジョナ・ヒルは、マネーボール (2011)でブラット・ピット演じるメジャーリーグのチームのゼネラルマネージャの名参謀として共演し、アカデミー賞とゴールデン・グローブ賞の助演男優賞にノミネートされました。

映画「オンリー・ゴッド」1

原題 : ONLY GOD FORGIVES
2013年 デンマーク/フランス
監督 : ニコラス・ウィンディング・レフン
出演 : ライアン・ゴズリング / クリスティン・スコット・トーマス


「ドライヴ」(2011)の監督・主演コンビによるバイオレンス。
正直、私には理解不能です。たまにはこういう作品もあるものだと思いますが、一般的には難しい作品です。


映像美?奇才監督の集大成?賛否両論と言われていますが、私は主演がライアン・ゴズリングだったので観ましたが、商業映画としては「?」と言わざるを得ません。


てっきりハリウッド作品かと思っていたら、デンマーク/フランス製作でした。
でもそれで、なぜタイが舞台でアメリカ人が主人公なのかわかりません。。。
きっと「なぜ」とかを超越しているのだと思います。
エッジなインスピレーションで、アーティスティックな何かを感じたい人にはよいかもしれません。




オフィシャルサイト
http://onlygod-movie.com/
ぴあ映画生活
http://cinema.pia.co.jp/title/163748/
映画.com
http://eiga.com/movie/78765/
Movie Walker
http://movie.walkerplus.com/mv53498/
Yahoo!映画
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id346167/


~[映画に歴史あり]的ポイント~
ライアン・ゴズリングは、「ドライヴ」(2011)や「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命」(2012)でも寡黙な印象ですが、ジョージ・クルーニーと共演した「スーパー・チューズデー ~正義を売った日~」(2011)や「L.A. ギャング ストーリー」(2012)では堂々とした演技で、今後期待の若手俳優といった印象でした。

映画「エンダーのゲーム」2

原題 : ENDER'S GAME
2013年アメリカ
監督 : ギャヴィン・フッド
出演 : エイサ・バターフィールド / ハリソン・フォード / ベン・キングズレー / アビゲイル・ブレスリン / ヘイリー・スタインフェルド


微妙に消化不良な作品で、少々残念な印象が否めません。
原作は有名な小説とのことですが、ストーリーがうまく映画の中で表現されていないのか、観ていて「なぜ?」と疑問に感じる点が多々ありました。


ネタバレしないように書きますが、予告編を見る限り、禁断の第3子"サード"の少年が、その特別な能力で異星人との戦いで勝つために成長していく、というような話を予感します。
ところが、「禁断の第3子」の意味がよくわらず、なぜ主人公が特殊な能力を持っているのかが映画では不明です。


主人公は訓練により並外れた戦術の才能を開花させ、地球防衛軍(?)で瞬く間に昇格していきます。
確かに少年の能力はスゴイけれども、いくらなんでもまだ幼い少年がそこまで急に軍組織で偉くなるか?と不自然さを感じます。


SFとして映像的にも素晴らしい点があるので、話の展開がもう少しよければ、と思う作品でした。


オフィシャルサイト
http://disney-studio.jp/movies/ender/
ぴあ映画生活
http://cinema.pia.co.jp/title/163394/
映画.com
http://eiga.com/movie/79060/
Movie Walker
http://movie.walkerplus.com/mv54252/
Yahoo!映画
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id346945/


~[映画に歴史あり]的ポイント~
監督のギャヴィン・フッドは、「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」の監督でもあります。
X-MEN ZEROは素晴らしい作品でしたので、今後の監督作にも期待です。


主人公のエイサ・バターフィールドは、「ヒューゴの不思議な発明」の主役の男の子です。
少し成長して大きくなりました。


ヘイリー・スタインフェルドは、「トゥルー・グリット」でデビューし、堂々たる演技で各方面から絶賛されました。
トゥルー・グリッドの時からだいぶ大人になった印象です。今後の活躍に期待しましょう。

ウルヴァリン:X-MEN ZERO (2009)
X-MENシリーズのウルヴァリン誕生を描くスピンオフ作品。X-MENファンは必見。

ヒューゴの不思議な発明 (2011)
巨匠マーティン・スコセッシ監督が描くファンタジー。本作にも出演しているベン・キングスレーと共演。

トゥルー・グリット (2010)
コーエン兄弟が描く骨太な西部劇。出演にジェフ・ブリッジス、マット・デイモン、ジョシュ・ブローリン。


映画「キリングゲーム」3

原題 : KILLING SEASON
2013年アメリカ
監督 : マーク・スティーヴン・ジョンソン
出演 : ジョン・トラヴォルタ / ロバート・デ・ニーロ


シブいです。ジョン・トラヴォルタとロバート・デ・ニーロはこれが初共演となるそうですが、今をときめく若手俳優にはないシブさが光ります。
やはり大ベテランの二人、存在感も圧倒的です。


作品的には派手さはないものの、お互い過去を持つ者同士の鬼気迫るスリリングな展開と、単なる元軍人同士の殺し合いではなく、人としての葛藤や様々な思いが二人の表情にも存分に表れています。
まさに、この二人がなせる演技、といったことろではないでしょうか。


個人的にはあまり期待していなかったのですが、結構グイグイと引き込まれる作品でした。

それにしてもこの二人、およそ60歳と70歳ですが、驚くほどタフです。



オフィシャルサイト
http://killing-game.jp/
ぴあ映画生活
http://cinema.pia.co.jp/title/161607/
映画.com
http://eiga.com/movie/78048/
Movie Walker
http://movie.walkerplus.com/mv54430/
Yahoo!映画
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id347315/


~[映画に歴史あり]的ポイント~
監督のマーク・スティーヴン・ジョンソンは、ニコラス・ケイジ主演のゴーストライダー (2007)の監督です。ゴーストライダーはアメコミ原作の派手なテイストでしたが、本作ではうって変わってとてもシリアスな作風に仕上げています。

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